くろねこの日記

くろねこのにっき。

北海道旅行 3日目

富良野の民宿で一泊後、富良野を出発し旭川方面へ。

と、その前に寄り道。十勝岳の凌雲閣温泉へ。山道をひたすら走ること数十分... とんでもないところに到着。今にも雪崩で崩れ落ちそうだ。

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除雪作業も行われていたが、除雪車でかすぎ。どうなっているんだ。

道路横の積雪量も半端ではなかった。福井がかわいく見えるレベル。

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その温泉から見える景色は絶景であった。木の葉が散った木々に雪が降り積もり、結晶化してなんとも言えぬ光景であった。

 

温泉の露天風呂から見える十勝岳は凛としてそびえ立ち、人間はなんと小さきことだろうか... ちょうど太陽が出ており雪景色により一層その存在感を増していた。

 

と、気が付けば眉毛の水滴に霜が付きはじめ、腕の産毛も凍りかけていた。

このままずっと入っていたい気分ではあったが、のぼせる前にあがる。旅館にはこんなポスターが。倉本総監督の「走る」である。テレビでドキュメンタリーを一度だけ見たことがあるが、実際に見てみたいものである。

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旅の疲れを癒し、北見へ戻る。

と、そのときいきなり現れた空知川北の国からでのいかだ下りのシーンが撮影されたところ。富良野ともお別れ。

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順調に北見へ戻れるかと思っていたが、高速に乗り車を走らせると天気は大荒れに。さらに、トラックが横転し一時通行止めとなる。車にこびりついた雪塊を落とす作業をしながら1時間以上立往生。

 

別ルートの峠越えという策もあったが、時間もかかるうえ、冬場の峠越えは非常に危険。山の気候は変化しやすいため、流石にこのルートはなし...

八方ふさがりとなったが、このまま立往生していても仕方がない。通行止めが解除されていることを願って高速へ再び入る。半ば賭けではあったが、通行止めは解除されていた。

インターネットから道路交通情報を収集してはいたが、なかなか更新されなかった。ラジオの交通情報も入らずであったため、どうしようもなかった。ここで得られた経験は、とりあえず時間をおいて高速に戻るということである。

 

北見に到着したころには既に19時はまわっていたと思われる。ちょうどいい時間であるため、北見の友達おすすめのラーメン屋で晩御飯を済ませることに。

北陸の8番らーめん以外でご当地のラーメンを食べるのは久しぶりで、かなり美味しかった。とんこつラーメンのように濃厚過ぎず、ちょうどよいスープの味加減であった。ごちそうさま。

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3日目はほぼ移動で終わったが、北海道の雪景色の美しさと冬場の厳しさを実感できる1日であった。