山陰旅行 2日目
2日目は米子と境港、松江を訪問しました。
米子のホテルで一晩明かして、まずは境港を目指すことに。
米子駅。なにやら駅には管理部門らしき部屋がいくつかあった。
米子から境港へはJR境線を使って行く。弓ヶ浜半島に向かって伸びている路線。弓ヶ浜は中海と美保湾の間に位置する。
もうおわかりですよね。
そうです。水木しげる先生の故郷です。水木しげる記念館、水木しげるロードは境港にあります。境線の列車が鬼太郎仕様になっているのもこのためです。
気車に揺られること約30分。
境港駅に到着。終点です。
駅に降りるとさっそく鬼太郎がお出迎え。
境線の終着駅、境港駅。別名、鬼太郎駅。境線の各駅には妖怪の名前を冠した愛称があります。
駅前のターミナル。タクシーの屋根についているランプが目玉おやじになっていました。
境港駅から水木しげる記念館に至るまでのロータリーは、水木しげるロードと呼ばれています。そこにはたくさんのモニュメントと妖怪が待っています。
歩いていても全く飽きませんでした。ぼくの知らない妖怪ばかりで。。。笑
歩いては撮影、歩いては撮影。。。ただ、そのときは水木しげるロードの改修工事を行っていたため、所々通行不可な場所がありました。2018年の7月頃には終わるようです。行くなら改修後がよろしいかと。
15分ほど歩いたところで、水木しげる記念館に着きました。
館内でもたくさんの妖怪が待っていました。それから、水木先生の生い立ちや戦争エピソード、幼少期の水木先生に妖怪のいろはを教えた人物とされる「のんのんばあ」のことなど、水木先生をよく知らない人でも、よくわかるようになっている記念館でした。
水木先生の部屋を模したもの。
妖怪「べとべとさん」。かわいいんだか、こわいんだか。。。
水木先生の作品は、漫画「ゲゲゲの鬼太郎」しか読んだことがなく、ぼくは水木先生について全く知りませんでした。そのため、この記念館を訪れて初めて、水木しげるという漫画家の偉大さを知ることになるのでした。
特に衝撃的だったのが、水木先生の戦争エピソードです。
こちらのまとめサイトに書かれていることは、ほぼほぼ事実と言ってよいと思われます。というのも、このまとめサイトに書かれていることが、大真面目に記念館の生い立ちに書かれていたからです。
ぜひ一度、水木しげる記念館に行ってみては?すごく面白かったです。
記念館を後にし、お土産屋さんをいくつかまわりながら境港駅に戻ります。
その際にも、シュールなモニュメントにいくつか遭遇。。。
深い。記念館訪問後に撮影。水木先生のことを知った後ゆえなのか、見た瞬間に笑ってしまった。
おまえが言うか。
境港は名の通り、海のまち。船が停泊していました。
気がつけば正午。はらへった。
お土産屋さんに教えていただいた回転寿司へ。
さすが海のまち!やはり美味しかったです。
しじみ汁、サーモン盛り合わせ、いくら、のどぐろ。
しじみはお隣島根県、宍道湖の特産品。しじみ自体は美味しいのですが、ぼくの地元はこうじ味噌。赤味噌はちょっと合わなかった。
たしか、、、あなごだったかな?こちらも山陰では有名らしい。
お腹もちょうどよくなり、一旦米子に戻る。ごちそうさまでした。さようなら。水木しげるワールド。。。
水木ワールドの次は、松江城。
実はぼく、城や神社といった古い建築物(大きければなお良し)が大好きです。
米子に戻ったあと、特急スーパーおきに乗り換え。
特急スーパーおき。これもスーパーいなば、スーパーまつかぜと同じタイプ。新山口まで行く。
187系。島根県を通るため、ラッピングがしまねっこ仕様。(しまねっこは島根県のご当地キャラです)
約1時間。島根県の県庁所在地である松江に到着。
松江駅から松江城までは少し距離があるため、周回バスを利用。観光案内所の方が懇切丁寧に教えてくださいました。
やっぱわかんないときは観光案内所に直行すべき。よくわかる。
周回バス。主要観光地をぐるっと経由し、松江駅に戻ってくる。運賃は一律200円。
観光案内が出雲弁で独特でした。正直、ちょっと何言ってるかわからない。(サンドウィッチマン富澤)
数分後、松江城に到着。
他の天守閣やお城と比較すると、かなりコンパクトにまとまっていました。が、しかし、あなどってはいけない。現在も城下町の名残が随所に見られましたが、お堀の大きさが半端じゃない。というか、デカすぎる。
これまでいくつかのお城を見てきましたが、お城・お堀・(ある程度名残を残している)城下町を含めると、日本最大級。。。かもしれない。
天守閣からの眺め。写真を見るとわかりますが、そもそもの敷地面積もでかい。
横から見た松江城。二階あたりにある横に長い窓のようなものは、石ころを落とすためのもの。
敷地内には神社と興雲閣があった。
興雲閣も1日目に訪れた仁風閣同様、皇太子さまがご宿泊されるために作られた別荘。
興雲閣。仁風閣に似ている。やはり明治・大正って感じでノスタルジックな建物。
その後、近くにあった県立歴史博物館に立ち寄る。戦国時代、松江の城下町がいかにして発展したのかよくわかった。また雑学の引き出しが増えたな。
博物館を見終え、周回バスで松江の街並みを拝見しながら松江駅に戻る。
さて、次は出雲。。。丸一日歩き続けて疲れたが、楽しさが勝ったのでよし。
とっとりライナーで出雲市駅まで。
快速とっとりライナー。出雲市駅まで行く。宍道湖に沿って走りますが、宍道湖もそこそこでかい。
この日は曇天だったため夕日は見れませんでした。宍道湖を前に見る夕日は、さぞ美しいでしょう。
出雲市駅に到着。ちなみになぜ「出雲駅」ではないのかというと、「出雲」と表現すると出雲の地域一帯を表す言葉になってしまう。「出雲市駅」とすることで、「出雲市の駅」と表現できる。
出雲といえば「出雲大社」が有名。あのへんも「出雲」ですが、「出雲市」からは少し遠い。観光客の誤解を避けるために「出雲市駅」としているのも理由の1つらしい。いや、まったくわからん。ぼくもググるまで、出雲市駅から出雲大社までの離れ具合は知らなかったよ。マジで。
出雲市駅。駅前がもうすでに大社風。へたしたらこれを出雲大社と勘違いする人、いてもおかしくない。
to be continued...