山陰旅行 1日目
東北の旅行記が1年以上放置されているところ申し訳ないのですが、ここで山陰旅行についてまとめていきたいと思います。。。
ぼくは約1年前に北海道と東北を旅行してきました。どちらも未踏の地。
面白かったです。
さてさて、他に未踏の地はないのか。あった、山陰だ。
よし、4年次とか就職したら旅行なんか無理だから今のうちに行ってしまおう。
そんなわけで行ってまいりました。
特急サンダーバードで京都へ。京都から鳥取・倉吉へ直行する特急、スーパーはくとに乗って行ってきます。
京都駅にて。
スーパーはくと。HOT7000系。基本的な構造は2000系気動車とおんなじ。
ちなみに「HOT」は、兵庫・岡山・鳥取の略称です。たぶん。
スーパーはくとは何度か見たことはあるのですが、乗るのは初めて。
山陽本線を走っているときは普通の気動車だー。と思っていましたが、上郡駅から智頭急行智頭線に入線すると、突然スピードアップ!
急カーブ・急勾配をものともせず走り抜けて行きました。
和気駅と相生駅のちょうど真ん中あたりに位置する、智頭急行と山陽本線を結ぶ上郡駅。
岡山駅から鳥取駅を結ぶ特急、スーパーいなばもここを通ります。智頭急行は上郡〜智頭間を管理する第三セクターです。
初上陸。鳥取。
駅前は閑散としていました。(福井駅に似てます)
鳥取駅。
HOT7000系。おつかれ。
出発は7時だったのですが、鳥取到着時刻は正午。キッカリ5時間てとこでした。
と、疲れている時間もありません。鳥取砂丘へ行きます。
砂丘線というバスで約20分ほどで着きました。主要観光地へ直行できるのは楽ですね!
福井県は観光地が散らばっているので、福井駅からのアクセスを作るのは難しいと思います。しかし、北陸新幹線が延伸・開業することを考えれば、そんなことは言ってられない。。。えちてつ需要は高まってくると思われます。頑張って欲しいですね。
砂丘へ行く前に「砂の美術館」へ。鳥取駅の案内所で入場券を割引で購入できました。サクサク入場できて楽でしたね。
みてみて!コレ、エビ!!!
一言で言うなら、すごい。館内を覆い尽くすかの如く、巨大な砂のアートが展示されていました。
それにしても暑い。この日は連日夏日できつかったです。美術館内ではやたらと空調設備が整っており、蒸し暑さを冷ますのに丁度よかったですね。
美術館を抜け出ると、いつの間にか砂丘のテラス的なところへとたどり着きました。
ここからリフトで砂丘へと行けるようです。
ここでぼく、勘違いでリフト券を買い間違えそうになる。
雪国に育ったぼくにとって、リフト=スキー場。
つまり、リフトは一方通行という固定概念がありました。降りた後に砂丘に着きますよね。そこからテラスに戻るにはリフトが使えないと勝手に勘違いしたわけです。
「えっ、じゃあ砂丘に取り残されるんじゃね???」と思ったわけです。
でもそんなことはない。よく見ると普通に上り下りのリフトに人が乗ってるじゃないか。。。
3分ほどで理解し、往復券を購入。(往復券の方が100円安い)
いざ、砂丘に上陸!
うん。でかい。
あまりの広大さ故なのか、向こうに見える人たちが米粒程度にしか見えません。
想像していた以上に大きかったです。
上陸後。人が小さく見える。
10分ほど歩き、ようやく砂丘の頂上に到着。こちらから見てもテラスは小さく、見ろ、人がゴミのようだ!
はー、しゅごい。と日本海を眺めていると、沖合から聞き慣れた作業音が。
あれっ???
みてはいけないもの、撮ってはいけないもの。
なるほど。保全活動で沖合に砂を撒いているんだ!(ポジティヴ)
鳥取砂丘はいろいろあるんだね!すっごーい。(これをしている理由は後々判明する)
1時間ほどいた後、テラスに戻ってアイスクリームをいただく。
かーっ、うまい!!!
バニラ&梨ソフト。300円。たぶん。
途中で下車し、仁風閣と鳥取城跡を視察。
仁風閣。1907年、当時の皇太子(のちの大正天皇)が宿泊するために建てられた別荘。歴史はよくわからないので割愛しますが、綺麗な建物ゆえに写真映えします。
門。鳥取城自体がでかいため、城跡がひとつの山のような状態になっている。頂上に天守閣が存在したらしいが、解体されて今は石垣のみ残っている。
頂上までは数時間かかり、足場もわるく、熊やイノシシも出没するようなので断念。
ちょっと上からみた仁風閣。明治、大正って感じ。ノスタルジックな建物であった。
視察後は鳥取駅に戻ったわけだが、計画していたより時間が余る。。。
鳥取駅でお土産の試食提供していた女性に、「鳥取にきたらコレだけは行っとけ、食っとけみたいなものありますか?」と聞く。
それに対し、「ううーん。。。」と困った表情。「何もないんですよね。。。」
あらら、ぶっちゃけましたね。
「すなば珈琲は行かれました?」と聞かれ、行ってみることに。
砂焼き珈琲。なんでも砂丘と繋げるあたり、鳥取県民の必死さがうかがえる。
喫茶店のコーヒーは久しぶりな気がする。ゆっくり疲れを取りながらいただく。
それでも時間が余っていたため、近くの立ち飲み居酒屋で地酒をいただく。
うまし。
そこで居合わせた男性と色々お話ししました。
旅行のことや酒、たばこ、大学のことなど。。。
また、昔の鳥取砂丘はもっともっと大きかったことを聞きました。沖合で砂を撒いていたのはそのため。年々小さくなっているそうで。
とっとり駅前酒場。日本酒一杯300円!
ごひそうさまでひた。(すっかり酔ってしまった)
ふらふらになりながら駅前で30分ほど座る。。酔い覚まし。
キハ187系。これもHOT7000系、2000系気動車とおんなじ。スーパーいなば、スーパーまつかぜ、スーパーおきにて使用されている。
米子駅に到着。
寝台特急サンライズ出雲が来るようだったが、改札口を出てしまったため見ることはできなかった。
米子で一泊。次は水木しげるワールドへ。。。
to be continued...